デビルズラインは「愛」の漫画だった

こんにちは、優です。

 

この間の週末、2日間丸々使って漫画・デビルズライン一気読みしました。

良かった。

一巻読むのに多分1時間とかかかってしまって、全14巻だったんですが2日連続で漫画喫茶に閉じこもってました。笑

 

話の内容的には

吸血鬼の安斎さん(男)ヒトの少女・つかさの愛の物語。(多分)

 

話の内容を説明するのは苦手だからあんまり書けないけど、

警察と吸血鬼反対派と政府と・・・いろんな戦いというか物語があって

なんかこう、先が気になる!結末は!?っていう感じの漫画で

一気に入り込んでぽんぽん読んでしまいました。

しかもキャラの一人一人、全員が愛おしい。

悪役も、ただの悪役ではなくいい悪役。

最初は完全に敵だと思って悪役だと思っていてもその悪役全員に様々な物語があって。

 

あとは物語が変な方向にそれたりせず、完結まで向かってくれたので良かった。

 

 

この漫画にはたくさんの登場人物がいますが、

みんな、「愛する人」を持っていて「自分の居場所、帰る場所」を見つけるんです。

それが恋人だったり、家族だったり、同僚だったり。

作中ではまだ見つけられていない登場人物もいるけど、これから見つけることでしょう。

漫画は終わっても、登場人物たちの人生は続くからね!!(と思い込んでいる)

 

この漫画の中での「愛」って、「相手を守りたいと思える」とか「相手の為を想う」ことだったりとかして、

登場人物が相手を守るために自分が危険な目にあって怪我したりとか、相手の為に離れたくもないのにあえて離れたりとかするんですよね。

でも一回離れて、また一緒に戻ったり。

ああ、愛ってこういうことか、と、思いました。

 

思えば、私は誰かのために生きたいとか守りたいとか思ったことないからなぁ。

ずっと自分本位で生きてる。

でもこれってたぶん私だけじゃなくて、結構たくさんの人がそうだと思う。

この漫画の中の登場人物はほとんどの人が誰かのために生きていたり、愛を持っているからすごいなって思った。

だから私の中ではこの漫画のテーマは「」となった。

 

私の身の回りで、「この人誰かのために生きてるなぁ、愛を持ってるな」と思った人がいる。

それが、職場にいる「既婚者の人」である。

その既婚者の人を見ると私はいつも考えさせられる。

「なんでこの人は会社に不満を持ち、愚痴を言いながら働いているんだろう?」

「この人と同じ世代の独身の人と比べて精神年齢がすごく高いのがすごい」

「仕事も誰よりも頑張っている」

「誰に対してもやさしい」

既婚者ってすごい。っていつも思ってました。

きっとこの人は愛する家族がいて、守るべき家族の為に外でいろんなものと戦ってるんだなと。

そして、強くなる。

 

 

そう、この漫画の登場人物はみんな、強い。

物理的にも、精神的にも。

というか、強くなっていく。

愛する人の為に。

 

愛って人を強くさせるんだなぁ。

深い。

深い。

 

 

そんな感じで、愛について考えさせられる漫画だった。

 

 

 

私の中にも、愛が生まれる日が来るだろうか。